慢性閉塞性肺疾患(COPD)の患者や家族のQOLについて研究し、支援を目指しています。

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ご挨拶

はじめまして。
私は、父の病気をきっかけに「北海道低肺の会」という患者会と関わるようになりました。

父は、COPDのため酸素濃縮機という機械を自宅に設置して24時間、鼻から少量の酸素を吸って生活するという在宅酸素療法(HOT)を行なっていました。

酸素濃縮機は電気で動いていたので、停電時は停止してしまうことから、大きな災害が起こったらどうやって逃げさせたら良いのかと漠然と考えていました。

そして、2011年3月の東日本大震災が起きたことをきっかけにHOTの人達への心配が高まり、災害対策について取り組むことにしました。

残念ながら父は、その年の冬に亡くなりましたが、患者会の方達とお話しする中で多くの人が災害時への不安を抱えていることを知り、災害発生時の実態調査と避難マニュアル作成を行なうことを考えました。

そして、実態調査などを行なった結果、避難マニュアルの作成だけで解決できる問題ではないということも感じ、このサイトを立ち上げて、全国のHOT患者さんやそのご家族、関係者の方達と現在の災害対策における課題の共有が行えればと思っています。

工藤 京子

 

工藤 京子プロフィール

学歴

東海大学医療技術短期大学第一看護学科卒業
北海学園大学経済学部経営学科卒業
北海道医療大学大学院看護福祉学研究科成人看護学講座修了(看護学修士)

職歴

東海大学医学部付属病院看護師、
東京女子医科大学病院看護師、
市立札幌病院看護師、
札幌市立高等看護学院専任教員を経て2007年4月より現職

教育活動・担当科目

基礎看護学臨地実習I・II、成人看護学臨地実習I・Ⅱ、症状マネジメント論、成人看護援助論、成人看護技術論、卒業研究

研究活動・所属学会

日本看護学教育学会、日本創傷治癒学会、日本看護科学学会、日本呼吸ケア・リハビリテーション学会、日本看護研究学会、日本慢性看護学会

専門分野

成人看護学、創傷治癒、COPD

地域貢献・社会活動

札幌市医療救護班活動の記録 – 阪神淡路大震災 -(平成8年)

主要な講演演題

「災害時にみる看護活動」
(北海道救急医学会看護部会第14回研修会、北海道医師会救急医療対策部会全体会議)

将来計画

現在、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の患者や家族のQOLについて関心があり、追求していきたいと思っています。

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